不要になった植物があった。寄せ植えの鉢においてサブ的な位置づけなのにかかわらず、脇から大きく根を張って鉢のメインの草木の成長を妨げていた。カレックスである。枯れているように見えるし、寄せ植えのバランスからも見苦しい感じもしたので、抜くことを決意した。手をかけずに放置したままでも育つ強靭さがあり、どの鉢にもしっかりと位置しすぎるので、ゴミとして捨てようとすら思っていたのだ。
 コンサルタントからだったか、ガーデニングの本からだったかで、カレックスを単体の鉢にしたらというアイデアを思い出した。ブログにアップするほどきれいというわけではないが、余っているプラ鉢を使って、計10鉢分のカレックスワールドを作ってみたのが下の写真である。

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 今まで手つかずの、色気のない場所が、我家の庭の新たなシーンとなった。壁とフェンスと同系色なので、パッとする美しさはないが、あればあったなりにそれなりに、見えるのではないかと思っている。植えかえてしばらくたつと、だんだんと愛おしくなってきて、櫛をといてあげる。すると心持ちか、女の人の髪の毛のように美しく整ってくる。「寄せ植え」の ように詰め込まず、互いに一鉢一苗と別々になった方が、互いに幸せということもあるのかもということを認識したのである。

冬は北風が寒くて、夏は西日のあたる厳しい環境だが、魅力的な空間に変えるべく、フェンスには蔓性の何かを植えようと思案をしている。魅力的に見えるような姿を来年には、お披露目できるだろう。